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【解決】ソフトバンク光が遅い原因とは?速くする方法をチェック!

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「SoftBank光を使っているんだけどネットが遅いな…」

「夜とか混み合う時間が特に遅いと感じる…」

など、SoftBank光を使っていてネットの速度に不満を感じたことはありませんか?

筆者自身も家電量販店でネットのご案内をさせていただいた際にこのようなお問い合わせを受けることが多くありました!

SoftBank光が遅い原因には、実ははっきりした理由があることが多いです!

図解を使ってわかりやすく改善策を見ていきます!

この記事の信頼性
筆者
筆者

筆者は、家電量販店を中心に幅広い世代の方に
家のネット(光回線)をご案内してきた経験があります!
”わかりやすさ” をモットーに契約件数は500件以上の実績あり!

実は見落としがち!SoftBank光を遅い時のチェックポイント

チェック1:「光BBユニット」をレンタルしていますか?

実際にお客様から「SoftBank 光が遅い!」というお問い合わせを受けた際に必ず確認していることがあります。

それは

店員
店員

ご自宅にSoftBankのロゴが入った ”白い機器” はありますか?

という質問です。
この時に、意外と多い回答として返ってくるのが

お客様
お客様

え…多分ないかも!

なのです。

この ”白い機器” というのは「光BBユニット」という名前で、ひとことでいうと、SoftBank 光指定のWi-Fiルーターです!

光BBユニットの特徴

この「光BBユニット」がネットの速度とどのような関係があるのかということですが

実はこの「光BBユニット」がないと ”IPv6” と呼ばれる高速なインターネット規格が使えず、夜などの混雑時にインターネットの速度が遅くなってしまうのです。

今まさに「遅い!」と感じている皆様のご自宅に、この「光BBユニット」はありますでしょうか?

もしない場合は、それがインターネットが遅い理由になっています!

これを改善するには「光BBユニット」を有料でレンタルをする必要があります!

光BBユニット
月額料金513円

もし「自前のWi-FiルーターだけでSoftBank 光を使っている!」という方であれば、この光BBユニットと自前のWi-Fiルーターを繋げるだけでインターネット速度が大幅に改善されるのでぜひ導入しましょう!

光BBユニットの有無によるネット速度の違い

また、光BBユニットにはWi-Fiルーターとしての機能が内蔵されています。

このWi-Fi機能を使うことで、自前のWi-Fiルーターを用意しなくても良くなるのですが

この機能を有効化するには、別途「Wi-Fiマルチパック」という有料オプションを追加する必要があるのです。

Wi-Fiマルチパック
月額料金1,089円

「光BBユニット(513円/月)」と「Wi-Fiマルチパック(1,089円/月)」の両方を申し込むと、なんとこの2つだけで毎月1,602円の追加オプション費がかかってしまいます

一気に高くなるな…!

なので基本的には、光BBユニットと自前のWi-Fiルーターを繋げる方が安く済むのでそちらをおすすめします!

SoftBank光でWi-Fiを使うときの費用パターン

ただ、もしSoftBankまたはY!mobileでスマホを使っている方であれば話は別です!

この場合は、「おうち割 光セット」という割引サービスを申し込むことができ、「光BBユニット(513円/月)」と「Wi-Fiマルチパック(1,089円/月)」、「光電話」の3つのオプションを特別料金の月額550円で使うことができるのです!

光BBユニットがなくても遅くならない!

オプション代を節約できる!

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チェック2:「光BBユニット」は新しいモデルですか?

自宅で「光BBユニット」使っていたけど遅いよ!

という方に、次に確認していただきたいのが「光BBユニット」の機器名です!

今使っている光BBユニットの機器名はいくつでしょうか?
機器名は本体の側面に付いているラベルに記載があります!

実は光BBユニットにはいくつかのバージョンがあり、なんとバージョンの違いによって、インターネットの最大速度が変わってきてしまうのです。

特に変わってくるのがWi-Fiのスピードで、この影響を受ける方というのが「Wi-Fiマルチパック」を契約していて光BBユニットからWi-Fiを飛ばしている人になります!

光BBユニットの機器が古いことで影響を受ける方
機器名
(バージョン)
E-WMTA2.4E-WMTA2.3E-WMTA2.2E-WMTA2.1
SoftBank 光
最大通信速度
1Gbps
(1000Mbps)
1Gbps
(1000Mbps)
1Gbps
(1000Mbps)
100Mbps
Wi-Fi規格Wi-Fi 6Wi-Fi 5Wi-Fi 4
Wi-Fi周波数5GHz/2.4GHz5GHz/2.4GHz2.4GHz
Wi-Fiの最大速度2.4Gbps1.3Gbps300Mbps
性能のイメージ速い!安定!速い!遅い!・・・。

なんとバージョン(機器名)によって全然性能が違うのです!

特に「E-WMTA2.4/2.3」と「E-WMTA2.2」はWi-Fiで接続しているときの速度に大きな違いがあります。
「E-WMTA2.2」はWi-Fiの規格が「Wi-Fi 4」と古いため、SoftBank 光で本来出せる通信速度の30%しかWi-Fiのスピードが出ない性能になっています。

一方で「E-WMTA2.4」の「Wi-Fi 6」や「E-WMTA2.3」の「Wi-Fi 5」はSoftBank 光の最大通信速度を上回るWi-Fiスピードが出る性能です。

SoftBank 光の最大速度が1Gbpsなので、実際に2.4Gbpsや1.3Gbpsが出ることはないのですがこうした理論上の速度は高ければ高いほど良いと言われています。

最低でも「Wi-Fi 5」、可能なら「Wi-Fi 6」にはしたいところです!

もし今使っている光BBユニットのバージョンが古い場合は、新しいものに交換を依頼をしましょう!無料で交換ができます!

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チェック3:自前のWi-Fiルーターは新しく、また正しく設定されていますか?

光BBユニットをレンタルしていて、自前のWi-Fiルーターを使っている方は要チェックが必要です。

光BBユニットと自前のWi-Fiルーターを使っている場合のパターンについて

自前のWi-Fiルーターは新しいですか?

この場合、その自前のWi-Fiルーターが新しいWi-Fiの規格に対応しているか、ここをきっちり見ておく必要があります。

ご自宅にあるWi-Fiルーターはどういう性能なのか、型番をネットで検索すると規格や最大通信速度が出てきますので調べちゃいましょう!

Wi-Fi規格最大通信速度
Wi-Fi 69.6Gbps
Wi-Fi 56.9Gbps
Wi-Fi 4300Mbps

もし使っているWi-Fiルーターの規格が「Wi-Fi 4」だとSoftBank 光で本来出せる通信速度の30%しかWi-Fiのスピードが出ないため買い替え必須です!

最低でも「Wi-Fi 5」、可能なら「Wi-Fi 6」が望ましいですが、注意点としては、実際に製品として販売されているルーターの多くは表に記載の最大通信速度は出ないということです。

なので買い替える際には製品のパッケージに記載の通信速度も見ながら決めることが重要です!

画像出典:BUFFARO

この製品だと「2401Mbps」というのがWi-Fiで出せる理論上の最大速度になります。

SoftBank 光の最大通信速度が「1Gbps(1000Mbps)」なので、最低でも「1000Mbps」以上と記載されているのが良いですね!

自前のWi-Fiルーターの設定は正しくされていますか?

光BBユニットと自前のWi-Fiルーターを接続時には、通常とは異なる設定をする必要があります。

通常、光BBユニットや自前のWi-Fiルーターなどは、パソコンやスマホなどを何台も同時に接続できるようにする「ルーターモード」というのが初期で設定されています。

しかし、この「ルーターモード」が「光BBユニット」や「自前のWi-Fiルーター」の両方に設定されていると、お互いが干渉してネットの速度が遅くなる原因になってしまうのです!

光BBユニットと自前のWi-Fiルーターを接続時にやっておくべきブリッジモード設定の説明

なのでこの場合にやっておくべき正しい設定は

自前のWi-Fiルーターを「ブリッジモード」というWi-Fiを飛ばすことに専念するモードに変更

にしておくことです!

ここの設定を忘れていて「ネットの速度が遅かった!」ということもありますので、見直しておきたいポイントですね!

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チェック4:LANケーブルは古いものを使っていませんか?

意外とあるあるなのが、光BBユニットやWi-Fiルーターなどに繋げているLANケーブルが古かったというのがあります。

光BBユニット等で古い規格のLANケーブルを使っている場合の注意説明

光BBユニットをレンタルした際に付属してきたLANケーブルなどであれば問題ないですが、自前で使用しているWi-FiルーターのLANケーブルがめちゃくちゃ古かったという話はよく聞きます。

実はLANケーブルにも規格があり、古い規格を使っていた場合、インターネットの速度が十分で出ないことがあるのです。

LANケーブルの規格
カテゴリ最大通信速度伝送帯域
カテゴリ5(CAT.5)100Mbps100MHz
カテゴリ5e(CAT.5e)1Gbps
(1,000Mbps)
カテゴリ6(CAT.6)250MHz
カテゴリ6A(CAT.6A)10Gbps
(10,000Mbps)
500MHz
カテゴリ7(CAT.7)600MHz
カテゴリ7A(CAT.7A)1000MHz
カテゴリ840Gbps
(40,000Mbps)
2000MHz

なんかいっぱいあってよくわからん!

現在、流通しているLANケーブルは種類が多く少しややこしいのですが、上から2番目の「カテゴリ5e(CAT.5e)」以上の数字の高いものを使っていれば大丈夫です

逆に一番上の「カテゴリ5(CAT.5)」のLANケーブルを使っていた場合、SoftBank 光の最大速度の10%しか出ないためすぐに買い替えたほうが良いです

今使っているLANケーブルの規格ってどうやって見れば良い?

LANケーブルの規格はケーブルの表面に薄く印字されていることが多いです。
例えば「カテゴリ6」の場合、「CAT.6」と記載されています。

このLANケーブルを見直すだけでも大幅な速度UPが見込めます!
ちなみにもしせっかく買い替えるのであれば「カテゴリ6A(CAT.6A)」以上がおすすめです!

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”集合住宅” だとそもそもの問題が…

もし現在、マンションやアパートにお住まいで「集合住宅」の料金プランを契約されている場合で、「速度が遅いな!」と感じる場合は、そもそもの建物の設備上の都合の可能性があります

実は集合住宅の場合は、回線の配線方式によってインターネットの最大速度が変わってきます

配線方式最大通信速度
光配線方式1Gbps(1000Mbps)
LAN配線方式100Mbps
VDSL方式

お住まいの物件によっては「光配線方式」ではなく
「LAN配線方式」や「VDSL方式」だったという理由だけで、インターネットのスピードが、SoftBank 光で出せる最大通信速度の10%になってしまうのです!

これは、SoftBank 光の特有の問題ではなく、光回線事業者であるNTTの問題です。

光コラボレーション一覧

SoftBank 光は「光コラボレーション」と呼ばれるNTT回線を使った光回線サービスのため、ドコモ光やOCN光など、他の「光コラボレーション」の光回線に変えても解決はしないのです。

この場合は、マンションなどの管理組合などに掛け合って、「光配線方式」に変更するための大規模改修を実施するか、あるいは、そういうものだと割り切るしか基本的には方法がないのが現状です。

ただ、何も光回線は ”NTT” の「光コラボレーション」だけではありません。

他にもKDDIの「auひかり」やSo-netの「NURO光 for マンション」など、物件さえ対応していれば、他の光回線に切り替えてしまうという解決策もあります

戸建て住宅でSoftBank光より速くするなら!

もし、光回線自体を見直すということであれば、SoftBank光を使っているなら「NURO光」への切り替えがおすすめです。

それには次のような理由があります!

NURO光のおすすめ理由
  • 光BBユニットといった有料の専用機器は不要!
    →NURO光は無料で高速Wi-Fiルーター機能が使えます!
  • SoftBank光よりも最大2倍の通信速度である!
    →NURO光は専用の独自回線を使っています!
  • SoftBank光の戸建て料金 5,720円/月より安い!
    →NURO光は5,200円/月〜から使えます!
  • NURO光でもSoftBankスマホとのセット割引がある!
    →SoftBankのスマホ料金が安くなります!

快適なネット環境のためにも、1つの検討材料にして良さそうです!